製版にて制作された製版フィルムから、印刷機に取り付ける印刷版を制作するが『刷版』作業です。
一般的には、PS版と銀塩式ダイレクト版などがあります。 PS版とは、感光性物質を塗布した製版アルミ板で、製版フィルムを焼き付けて制作します。耐刷限度が高く大量印刷に耐えられるため、幅広い印刷物に使用されている。
銀塩式ダイレクト版は、製版フィルムを必要としないため、版下から直接版に焼き付ける。そのためコスト的に割安に済み、スピーディーな長所がある反面、PS版と比較して、精度・品質・耐久性に劣るため、小ロットの文字主体の印刷物に限定される。
なお、いずれも面付け・頁掛けといわれる合理的な手法がある。
これは版の規格は大きくなるが、一枚の版面に多面に焼き付けることで、印刷枚数・台数を減らし、合理化・コスト削減を目的とした方法です。
※面付けの方法
(1)多面付の場合(端物)
(2)頁物の場合
■刷版基本料金 PS版スタンダードタイプ |
(単位:円/版)
|
|
面付け数
|
B1
|
A1
|
B2
|
A2
|
B3
|
A3
|
1面付け
|
3,700
(B1)
|
3,150
(A1)
|
2,700
(B2)
|
2,250
(A2)
|
2,050
(B3)
|
1,800
(A3)
|
2面付け
|
3,800
(B2)
|
3,350
(A2)
|
2,850
(B3)
|
2,400
(A3)
|
2,150
(B4)
|
1,900
(A4)
|
4面付け
|
4,100
(B3)
|
3,650
(A3)
|
3,050
(B4)
|
2,600
(A4)
|
2,250
(B5)
|
2,000
(A5)
|
8面付け
|
4,500
(B4)
|
4,050
(A4)
|
3,250
(B5)
|
2,800
(A5)
|
2,650
(B6)
|
2,400
(A6)
|
■刷版基本料金 ダイレクト銀塩タイプ |
(単位:円/版)
|
|
面付け数
|
B2
|
A2
|
B3
|
A3
|
B4以下
|
1面付け
|
2,150
(B2)
|
1,650
(A2)
|
1,450
(B3)
|
1,150
(A3)
|
900
(B4)
|
2面付け
|
2,300
(B3)
|
1,800
(A3)
|
1,550
(B4)
|
1,250
(A4)
|
950
(B5)
|
4面付け
|
2,500
(B4)
|
2,000
(A4)
|
1,650
(B5)
|
1,350
(A5)
|
1,150
(B6)
|
8面付け
|
2,700
(B5)
|
2,200
(A5)
|
2,050
(B6)
|
1,750
(A6)
|
|
刷版料=刷版基本料×版数×色数
|
|